「副業を始めたい」と思っている兼業ママに、一番最初に伝えたいことがあります。
「何をやるか」より先に「なんのためにやるか」を決めてください。
私が教員を辞めてフリーランスになったとき、最初に失敗したのはここでした。「在宅で稼げそうなもの」を片っ端から試して、全部中途半端に終わった。目的が曖昧だったからです。
副業を始める前に決めること
① 何のために稼ぐのか
「月3万円あれば家族で旅行できる」「月10万あれば会社を辞められる」——金額より先に、その先の景色を描くことが大事。目的が明確なほど、継続する力が生まれます。
副業の目的は人それぞれです。「子どもの習い事代」「老後の備え」「自分の自由時間を買う」——どれが正解ということはない。でも、目的がないと最初の壁で諦めやすい。少しだけ先の自分を想像してみることが、副業を続ける原動力になります。
② 使える時間はどれくらいか
兼業ママに無限の時間はない。「1日30分しかない」なら、それで動ける副業を選ぶ。時間が少ないことは弱点じゃなく、前提条件です。
時間が少ないからこそ、「非同期で動ける仕事」が向いています。自分のペースで進められて、誰かを待たせない仕事。ブログ・デジタル教材・ライティングなどがこれに当たります。反対に「〇〇時にオンラインで待機」が必要な仕事は、子どものお迎えや急な発熱で継続が難しくなりやすい。
③ 自分が持っているものは何か
資格・職歴・趣味・育児経験——どれも副業の種になります。「自分には何もない」という人ほど、実は使えるものを持っている。ゼロから何かを習得しなくていいんです。
たとえば「育児経験があって離乳食に詳しい」なら、それだけでブログのテーマになる。「元営業で提案書を作るのが得意」なら、ライティングや資料作成の仕事に直結する。自分の「当たり前」が、誰かにとっての「価値」になることは本当によくあることです。
兼業ママにおすすめの副業の選び方
時間・場所・体力の制約がある兼業ママには、在宅×非同期(自分のペースで動ける)タイプが向いています。ブログ・デジタル教材・ライティング・翻訳——どれも子どもが寝た後の30分から始められます。
私自身、最初は「英語日記のPDF教材を作って売る」という小さな一歩から始めました。完璧じゃなくていい。まず動いてみることで見えてくるものがあります。71ページの教材を最初から書こうとしていたら、今でも完成していなかったと思います。
「完璧な準備」は存在しない
副業を始める前にありとあらゆる情報を集めて、それでもなかなか動けない——そういう方がたくさんいます。でも、準備が完璧になる日は来ません。
「70点でいいから出す」。これが在宅ワークを軌道に乗せるための一番の近道だと、私は思っています。完璧を待つより、70点のものを出して、フィードバックをもらいながら改善する方が、圧倒的に速く成長できます。
子育て中のママは、「完璧じゃなくていい」という感覚をある意味で体感しているはず。完璧なご飯を毎日作れなくても、子どもは育つ。完璧なブログ記事を待つより、書いて出した方が読者に届く。そう考えると、少し気が楽になりませんか?
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