赤道近くの地域で猛威を
奮っているジカ熱で、
感染経路が不明の感染が
アメリカで発生したそうです。
ジカウイルスの脅威について
調べてみました。
今回のケースは?
今回、アメリカのユタ州で
ジカウイルスで亡くなった高齢男性から、
その介護人に感染が伝播したと思われる
事例を確認したとのことです。
ジカ熱は、妊婦が感染すると
胎児の出生に異常を引き起こす能力を持ち、
中南米で急速に流行が拡大しています。
今回のケースで、
これまで知られていなかった
感染経路が存在する可能性があることが
分かってきました。
ジカ熱は蚊を媒体として増えるのみ
とされていましたが、
今回感染が分かったユタ州では、
ジカウイルスを持つ蚊はいないと
されています。
さらに、性交渉でも感染することが
分かっていますが、
今回はそのケースにも当てはまりませんでした。
ただ今回感染で亡くなった高齢男性からは、
血液中のウイルス量が他の感染者の
10万倍以上だったということですね。
このことが関係しているのかどうかは
分かっていないようです。
ウイルスが進化した?
今回のケースが、蚊や性交渉を媒介しない最初のケース、
ということで、ウイルスが進化したのかどうかについては
なにも分かっていない状況だということです。
亡くなった方のウイルス量が
他の方の10万倍以上あった、
ということなので、
ウイルスが進化したというよりかは、
このことがなにかしらの関係はあるのではないか
と思ってしまいますけどね。
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空気感染もある?
空気感染については、
介護人以外にも何人か接触した人もいると思いますので、
他に感染が確認されても良いと思うので、
空気感染の可能性は低そうな気がしますね。
ただ、現時点では何がきっかけになったのか
分かっていませんので、
空気感染やウイルスが変化したなどの可能性についても
調べられるそうですね。
ジカ熱の流行は3年くらいで終息する、
という予測がされていますが、
ジカ熱で亡くなる方もいるそうなので、
現在南米や暖かい地域への渡航を考えてみえる方は、
このことも頭に入れつつ
安全に行って頂きたいですね。