「日本語も英語も使えるなら、それ自体がお金になるかもしれない。」
Mercorを調べていたとき、こんなアセスメントを見つけました。その名もBilingual Competency(バイリンガル能力評価)。英語と日本語の両方を使えるスキルを、仕事に繋げる新しい評価の仕組みです。
私はすでにMercorの一般的な英語面接で一度落ちています。それでも諦めなかったのは、「バイリンガル」という軸なら私には本物の強みがあると感じたから。今回は、このアセスメントの概要・狙える仕事・日本人が挑戦するメリットを詳しくお伝えします。
Mercorのバイリンガルアセスメントとは
MercorのBilingual Competencyは、英語と日本語(または他言語の組み合わせ)の両方を実務レベルで使えるかどうかを評価するアセスメントです。
単純な翻訳テストではなく、ビジネスシーンや実際の作業文脈での運用力が試されるのが特徴。「ネイティブ並みの英語力」がなくても、日本語と英語を実際の仕事で使ってきた経験があれば十分にチャレンジできます。
私のようなノンネイティブの英語話者にとって、これは非常に重要なポイントです。「完璧な英語」ではなく「実際に使える英語」が評価される。この違いは大きいと思います。
なぜ今、バイリンガルスキルが求められるのか
AI翻訳の精度が上がっているのに、なぜ人間のバイリンガルスキルが求められるのか?これ、疑問に思う方も多いと思います。
理由はニュアンスと文化的文脈の読み取りにあります。機械翻訳は「言葉」を変換できますが、以下のような要素はまだ人間の方がはるかに上です。
- 敬語の使い分けと場の空気感
- 業界特有のジャーゴンや略語
- ユーモアや皮肉のニュアンス
- 文化的背景が必要な表現
特に日本語は敬語・文脈依存・曖昧表現が多く、機械では対応しきれない場面が多い。だから「英語も日本語も実務で使える人」への需要は、AI時代になってもむしろ高まっています。
どんな仕事に繋がる?
1. データアノテーション・AI学習データの作成
AIモデルのトレーニングに使う日英両語のデータを作成・評価する仕事。正確さとニュアンスの理解が求められるため、バイリンガルが重宝されます。特にMercorではAI関連のプロジェクトが多いため、この分野の需要は高い。
2. 翻訳・ローカライズのレビュー
機械翻訳の結果を人間がチェック・修正する「ポストエディット」と呼ばれる仕事です。英語→日本語、日本語→英語どちらの方向も需要があります。完璧な翻訳ではなく「自然で読みやすい日本語に整える」という作業が主なので、ネイティブ並みの英語力がなくても取り組みやすい。
3. バイリンガルカスタマーサポート
日本語ユーザーへの英語企業のサポート対応。英語でのやり取りと日本語での理解力が同時に必要な場面です。メールやチャット対応が中心なので、英語スピーキングが苦手な方でも入りやすい分野です。
4. コンテンツのバイリンガルレビュー
英語で作成されたブログ・SNS投稿・マーケティング素材を、日本人読者向けに確認・修正する仕事。英語×マーケティングの知識があれば高単価が狙えます。
元高校英語教師として感じる「日本人の強み」
10年以上英語を教えてきた立場から言うと、日本人のバイリンガルスキルには特有の強みがあります。
それは「英語を学んだ苦労を知っている」こと。ネイティブスピーカーには絶対にない視点です。英語学習者がどこでつまずくか、どんな表現が間違えやすいか、どういう説明をすれば伝わるか――これは英語を外国語として習得した人間にしかわからない知識です。
AI学習データの作成・教育系コンテンツのレビュー・英語学習者向けのサポートといった分野では、この「学習者の視点」が強みになります。
私がこのアセスメントに挑戦しようと思った理由
正直に言うと、最初のMercor面接(一般的な英語インタビュー)には落ちています。でも、それで終わりにしなかったのは、「バイリンガル」という軸なら私には本物の強みがあると思ったからです。
元高校英語教師として10年以上、英語と日本語の間で生きてきました。発音・文法・ニュアンス・文化的背景――どれも実際の現場で磨いてきたもの。「落ちた」という事実は変わらないけれど、それは私のバイリンガルとしての価値を否定するものではありません。
一度落ちたからこそ、次は「自分の一番強いフィールドで勝負する」という明確な戦略ができました。挑戦結果は後日またレポートします。
まとめ:「バイリンガル」はれっきとしたスキルになる時代
英語が話せる日本人は多い。でも「日本語と英語の両方をビジネスレベルで使える」人は意外と少ない。その希少性が、Mercorのバイリンガルアセスメントでは正当に評価されます。
「私の英語はネイティブじゃないから…」と思っている方にこそ、このアセスメントは可能性を広げるチャンスになるかもしれません。まずは登録してアセスメントの内容を確認するだけでもOKです。
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