こんにちは。
シマユキです。
リオ五輪のテニスで、
実に96年ぶりに銅メダルを獲得した
錦織 圭選手!
その手法は宮本 武蔵戦法だったとか。
96年ぶりのメダル獲得!
錦織 圭選手は、3位決定戦で
スペインのラファエル・ナダル選手と
対戦しました。
ナダル選手は、現在世界ランキング5位、
錦織選手は7位となっていて、
格上の相手との戦いでした。
そしてそれまでの戦績は1勝9敗だったそうですね。
錦織選手は第1セットを
6-2で先取しますが、
第2セットは5-2から逆転され
6-7で落としてしまいます。
試合は3セットマッチだったので、
2セット目の勢いに乗って勝利したい
ナダル選手だったのですが、
第3セット開始前、
錦織選手は約12分間の
「トイレットブレーク」
で試合を中断したそうです。
テニスは、試合が均衡していれば、
かなり長時間になりますので、
トイレは申請すれば出来るそうですね。
ですので、ここに何ら違反などは
ありませんでした。
しかし、このトイレットブレークが
錦織選手を勝利に導いたのではないか、
と話題になっているそうです。
宮本武蔵戦法で勝利?
トイレットブレークを要求後、
ナダル選手は先にコートに戻ってきたそうですが、
なんと、錦織選手がコートに戻ったのは、
およそ12分後だったとのこと。
この間に、ナダル選手は主審に対し、
錦織選手が戻って来るのが遅いのではないか、
などという抗議をして、
いらいらしていたようです。
そして、錦織選手が戻ってきた後、
3セット目を錦織選手が取り、
見事銅メダルを獲得したそうです。
このことがなぜ宮本武蔵戦法と呼ばれているかというと、
あの有名な巌流島での戦いの時に、
宮本 武蔵は、佐々木 小次郎との決闘の約束時間から
2時間も遅刻して登場します。
佐々木 小次郎は待ち疲れてていらだち、
平静を保てなくなっているところを宮本 武蔵が突き、
勝利をおさめたという話に、
今回のナダル選手と錦織選手の戦いに
似ているのでは、というのが発端のようですね。
実は、このトイレットブレークでは、
錦織選手にそんな意図があったわけではなく、
トイレまでの誘導員に従ってトイレに行ったところ、
遠い位置にあるトイレまで誘導されたので、
遅くなってしまったというのが
真相だそうですね。
錦織選手はそんなことは分かるわけもなく、
誘導に従っただけですので、
ナダル選手をいらつかせたのは、
本当は誘導員の人だったというオチのようです。
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世界ランキング上位の相手に勝つ方法!
今回、自分よりもランキングが
上位の選手に勝った錦織選手ですが、
試合を見ている限りでは、
どちらが勝ってもおかしくない、
素晴らしい試合だったと思います。
スポーツ界ではやはりメンタル面がすごく大切に
なってきますので、
今回、何がきっかけだったにしろ、
平静を保てなかったナダル選手が負けてしまったのは、
仕方がない事なのかなと思います。
(本当にこのことがきっかけかは
本人にしか分からないですしね)
メンタルを平静に保ってこそ、
格上の相手ともやりあえるのではないかなと、
今回の試合を見て思いました。
日本の歴史を塗り替えてくれた
錦織選手の活躍が素晴らしかったです。
銅メダル獲得おめでとうございます!