小林 麻央さんの乳がんの発表で、
若い人たちでもガンになりうるんだ
という意識が高まっていると思います。
そんな中、
尿検査でガンを発見することが出来る
研究成果が発表されたそうです。
尿でガンを発見できる方法とは?
日立製作所研究開発グループと、
住友商事が発表した研究データによると、
尿に含まれる糖や、
脂質などの老廃物を解析することで、
健康な人と、ガンに侵されている人
の違いを判別することが出来るようになったそうです。
尿でガンの発見が出来るようになった、
というニュースは、
私は以前聞いたことがありました。
それは、2012年に米国の高校生、
ジャック・アンドレイカが、
メソテリン特異的な抗体を含む検査紙を用いた、
迅速かつ安価な検出手法を発明し、
その実用化が期待されている、
というものです。
この方法であれば、
すい臓がんを時間にして
5分で判定できるということです。
今回の方法と、
アンドレイカさんの方法は違うんだと
思いますが、
尿からガンが分かるという点では共通しています。
日本の研究では、
尿に含まれる成分の違いでガンの
種類まで判別できるようになる
とのことですよ。
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健康診断で見つかるようになる??
この研究がさらに進み、
実用化となれば、
毎回の健康診断で
診断することが可能になると予測されます。
日本の方では検査に
どれくらいの期間がかかるか
などは分かりませんでしたが、
そこまで時間はかからないのでは
ないかと思っています。
健康診断は、
学校に通っている人なら
1年に1回は受けると思いますし、
会社に勤めている人も同じでしょう。
もし、学生や会社員でなくても
人間ドックよりもはるかに安い費用で
検査することが出来ます。
ちなみに、小林 麻央さんは、
人間ドックで分かったとのことでしたので、
それ以外ではもっと発見が遅れてしまった
可能性があったということですよね。
私もそうですが、
なかなか人間ドックを受ける機会が
主婦などをしているとありません。
健康診断であれば、
手軽に受けに行けますので、
早期に開発を進めていって
欲しいですね!
費用は?
費用も、日本の研究の方では
明らかにされていませんでしたが、
アメリカの方では、
実用化になれば
わずか3セントで検査出来るそうです。
3セントといえば、約3円と思ってもらえれば
いいかと思います。
実用化になれば
費用も時間も、
これまで以上に簡単になる
尿検査でのガン検査ですので、
一刻も早く実用化してもらい、
ガンの患者さんが
早く良くなれるような
世界にして欲しいなと思います。