現在、CMなどでラップを見かけることが
多くなったと思いますが、
実はこのブームの火付け役は
高校生だそうです。
再び流行った理由と、
作り方などを調べてみました。
ラップの歴史は?
ラップは元々、
アメリカ・ニューヨークの黒人の間で
1960年代以降に広まった音楽だそうです。
そして日本のラップは1980年代初頭、
近田 春夫さんやいとう せいこうさんが
日本語によるラップに
挑戦したことから始まるとされているようです。
日本ではそこまで浸透していなかったラップですが、
1994年にスチャダラパーと小沢 健二さんがコラボした
「今夜はブギー・バック」と、
EAST END×YURIの「DA.YO.NE」の大ヒットで
一気にブレイクします。
当時の“渋谷系”と呼ばれるジャンルが
HIP HOPと融合した『今夜はブギー・バック』は、
ハイセンスでおしゃれ系の若者たちの間で大人気となり、
HIP HOPを一般層にまで浸透させたそうです。
そしてそれにトドメを刺したのが
『DA.YO.NE』で、
この曲は日本のHIP HOP初の
ミリオンセラーとなって、
地方の隅々にまで
ラップが行き届いたと
エンタメ専門の編集者は語っています。
そこから、90年代はヒットチャートに
数多くのラップ曲がランクインするようになり、
RHYMESTERやBUDDHA BRAND、
キングギドラなどが多数活躍しました。
この後、J-popもラップを取り入れ、
J-RAPなるものが出てきました。
2000年代にはDragon ASHがZEEBRAと
コラボした曲が大ヒットし、
KICK THE CAN CREWやRIP SLIMEといった
ゆるくておしゃれなラップが大人気になりました。
90年代に高校時代を過ごした私ですが、
たしかにあの当時は、
ラップが流行っていました。
高校生が火付け役?
今回、このラップブームの再燃に火を付けたのが、
高校生と言われています。
これは、2015年から放送されている
『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系)
の影響が大きいと言われています。
この番組はフリースタイル(即興)の
ラップバトルが中心になっています。
ラップバトルは、
簡単に言えばラップによる口ゲンカのようなもので、
「高校生ラップ選手権」という企画げ出るなど、
その勢いはすさまじいものになっているそうですね。
高校生にまでブームが行けば、
経済効果まで期待できるとの事なので、
これから先、またラップが流行りだすことが
予想されますね。
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上手い作り方と頭の回転方法とは!
重要なのはライミング
ライミングとは、韻を踏むテクニックの一つです。
ラップ=韻を踏むというのは間違いで、
正しいライミングをすることが上手いラップと
言えるのだそうですね。
ライミングは、出されたお題に全部の母音を
合わせたものになっています。
例えば、お題が「クレバ」なら、
その母音のueaをあわせます。
「クレバ」が「売れた」などなどです。
さらに出してきた言葉に対して、
すべて合わせるのがいいようですね。
さらに語尾で韻を踏んでいて、
次に頭で韻を踏むのを、
「返り韻」と呼ぶものもあります。
頭の回転方法は?
とにかく、どんなお題でも、
韻を踏むことを練習することだそうですね。
慣れていけば、
自然と口から出てくるようになるそうです。
他にも、たくさんのラップを見て
勉強することがやはり大切なようです。
これからさらなる流れが出来そうなラップ!
この流れに乗って頭の回転も速くしたいですね!