シャープを買収する
台湾の鴻海(ホンハイ)
精密工業が、
国内外で7,000人ほどを
リストラする可能性が
あることを認めました。
リストラ対象者は?
鴻海(ホンハイ)の
郭台銘(かく たいめい)会長は、
「悪い卵しか産まない
鳥はいらない。
シャープは残そうとするが、
カットすべき所はする。」
と言っているそうです。
どんな人がリストラ対象者に
なるのでしょうか。
郭会長はさらに、
一生懸命やっている人と、
寝ている人の給料が
同じなのはおかしい。
必ず変えたい。
とも言っていますので、
内部をきちんと見たうえで
リストラ対象者を決めることに
なると思われます。
また、リストラが検討されているのは、
海外で4,000人、日本で3,000人という
ことですね。
3,000人でもかなりの数なので、
シャープで働いている皆さんは、
かなりひやひやしている
ことと思います。
退職金や補償は?
郭会長は、
買収すれば、2年で赤字を脱却できる!
と言っていますので、
現在の所では、リストラされてしまった人の
補償が完全かと言われると、
難しいのではないのかなと思います。
退職金は必ずもらえると
思いますが、金額が低い場合には、
交渉してみるのも一つの手として
あるみたいですね。
リストラされてしまえば、
新しい就職先を探さなければ
いけませんし、
月々の支払いなどもあると思いますので、
少ないと思えば、
ちょっとでも交渉すべき
なのでしょうね。
ただ、失業保険などの補償は
ありますので、
数か月間の猶予はあるのかな
と思います。
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シャープは再建なるか?
大々的なリストラをして、
赤字脱却を図る!
と豪語している
郭会長ですが、
果たして再建は出来るのでしょうか?
会長は、
どの家電製品もコストが高く、
部品調達や販売の中間コストを
削って、価格を下げる
と総会で言っていたようです。
台湾での受注販売も行っていく
予定でもあるそうですので、
今後、コストを下げるために、
海外での受注生産が増えそうですし、
コストという面で考えると、
日本国内での生産が限られてくる
ような気がしますね。
かつては日産も、
カルロス・ゴーンさんが指揮を執り、
見事な復活を果たしましたが、
新たな道で、再建することは
出来るのでしょうか?
今後、この政策が上手くいくか
どうかで決まってくると思いますので、
シャープの今後の動向から
目が離せなくなりそうですね!